受験&入試の気になる話④


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勉強のやり方を考えよう

〔2015年8月号掲載〕

※この記事は2015年7月時点に執筆されたものです。現在の入試制度と異なる場合もありますのでご注意ください。

中学生も高校生も大きく分けて試験に関しては2つの勉強のやり方があります。

(A)定期テストや確認テストのように試験範囲が比較的狭く、テスト問題がずばり予想できるような場合

(B)入学試験や資格試験のように出題範囲が広範で初見の問題である場合

★定期テストは練習試合

定期テストのような場合は日頃の授業を真剣に受け、ノート、配布プリント、準拠ワークなどからの出題に備えてテスト数週間前から知識の整理→理解の確認→演習問題を何度も繰り返し、「もう覚えた!」と確信できたら勉強は終了です。100点を狙っていっていいのです。100しっかりと実行できている生徒のみなさんは必ず好結果をだすことのできる練習試合のようなものです。

★入学試験は試合本番

入学試験のように総合力が試されるテストは、すべての単元を組み合わせた問題(応用問題)が出題されます。また初めて読む文章、初めて解く問題であることが当たり前です。よって過去に出題された問題(過去問)の演習までたどり着ける学習が必要となります。

100点を目指す勉強はペースを狂わせていきます。合格点をクリアーするレベルに得点力をもっていくことがまず最優先です。目指すべきレベルにもよりますが高校入試では最低6か月の時間が必要になりますし、大学受験ともなると1~2年

間の時間が必要です。

そして本番の試合では勝利=合格を目指しましょう。goukaku

試験勉強とは自分の目標に対して効果のあるやり方をおこなっていく必要があります。また残り時間を有効に使う必要があります。

さらに覚える作業、定着させる作業は反復演習量がものをいいます。テストや試験で実力を出し切れない生徒の多くは、「ミス」による失点が非常に多いのです。ミスを防げるかどうかが合否にかかわってきます。

★ミスをしない人の特徴は?

ミスの多い生徒は、計算ミス、問題の読み間違い、スペルミスなどは冷静になってもう一度やればできるのです。

しかし彼らは、実際には正確に覚えていなかったり、次はできるだろうという感覚で勉強をしています。hansei

ミスの少ない生徒たちは作業記憶化されています。つまり頭で考えるまでもなく、手が勝手に動く状態にしているのです。プラス×マイナスはええっと~、ではなく見ただけで勝手に判断している訳です。

ハサミを上手に使える子、自転車に上手に乗れる子、ゲームのコントローラーを意のままに操る子、みんな頭で考えて体を動かしていません。自然と正しい動きができるようになっているのです。

それは「演習量」です。さらに言えば「真剣に取り組むこと」なのです。

ミスの多い生徒は、真剣に問題に取り組む絶対量が少ないのです。楽して簡単に得点が取れるという思い込みがミスだらけの答案を作っているようなものです。

勉強はやり方が重要です。勉強をすればすぐに結果がでるのはなく、結果が出る人は正しいやり方で勉強した人です。benkyouせっかく勉強をしてもミスだらけの雑な勉強のやり方ではもったいないと思いませんか?向かうべき目標とミスを防ぐ反復学習、という勉強のやり方の基本を意識してください。

 

 

 

 

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