受験&勉強の気になる話⑥


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成果が出る人とは〔後編〕

〔2015年11月号掲載〕

※この記事は2015年10月時点に執筆されたものです。現在の入試制度と異なる場合もありますのでご注意ください。

成果が出る人とは、自分の想いを言葉にして行動する人です。思考→言動→行動の3つが連続している人に起こる現象とされています。前回の復習です。

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生徒たちが日常生活の不平、不満、愚痴(ぐち)、泣き言、悪口などを言っていることをしばしば見かけます。口から出さなくても心に思い続けている人も多くいるでしょう。

思考→言動→行動の3つの連続が現実を作りますので、自分の目の前に起こる嫌なことは自分の思考、言動、行動が作り出しているともいえるのです。

いや、相手が悪い。私はそんなつもりはない。言っても分かってもらえない。僕のせいじゃないのに。という生徒も多くいます。確かに本人のせいではない場合もあるでしょう。彼らの気持ちが分からないわけではありませんが…

現実を変えたいのならば根本(こんぽん)の思考を変えなければならないのです。他人のせいにしている自分を変える必要があるのです。自分のせい、自己責任にするしかないのです。言い換えれば「私たちの周囲にある出来事を不平、不満、愚痴、泣き言、悪口となる受け取り方をしている自分を変えること」なのです。

とはいえむかつくものはむかつきます。嫌なことは嫌なものです。だからといっていつものような思考→言動→行動をしていては現実は変わりません。しかしこびりついた長年の自分の思考はなかなか落ちないものです。

そこで前回と同様に、行動から変えてみる。

どんな行動をすればいいのか?実は証明されている効果的な行動があります。

 1.声を出して笑う

 2.大好きな歌を歌う

 3.楽しく体を動かす

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嫌々でもこれらの行動を習慣化していると、嫌なことが多い現実が変化し、気分がよい状況に変化していくようです。笑顔で鼻歌を歌いながらスキップでもすることができる人の自己肯定感は非常に高いというデータもあるくらいです。

大人になればなるほど、過去の経験だけが正しいと信じてしまい、自分の信じられない情報をシャットアウトする思考を持ってしまいます。さらに高齢になると “頑固(がんこ)”という表現がある通り石頭となるのです。

しかし前回、柔軟な発想を持っている方が成果のだせる人になると説明しました。

「そんなのウソだろ。恥ずかしくてできないよ。」という思考でいつもの現実を見るか、「かんたんじゃん、ちょっとやってみよう。楽しそう。」という思考で現実を変えていくか。私は、愚痴や悪口を言いに来る生徒にはこの話をします。中学生でもはや大人のような思考停止になっている子もいますが、多くの子たちは興味を引かれるようです。

現実をより良く変えるには、思考を変えることからではなく、行動を変えることからのほうが早く成果がでるようです。

 

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